人工乳房再建術のリコール問題。保険適用は?

2013年から「人工乳房再建術」が保険適用になっているのはご存じでしょうか?しかし先日の日経新聞の記事で、人工乳房再建術のインプラントがリコールが起きたことが紹介されていました。人工乳房再建術の保険適用との関係について、FPさんに解説して頂きましたので紹介します。

 人工乳房再建術が保険適用なのを知っていますか?

こんにちわ、このブログの管理人 夢子です。

 

夢子
夢子です。こんにちわ。

 

このブログでは、持病があっても入れる割高な保険に、普通の保険と同じような価格で、割安に入れた方法を、3つのステップに分けて紹介しているブログです。

 

 

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今回は、「人工乳房再建術」の保険適用と、先日日経新聞で報じられていた、人工乳房再建術のリコール問題について、FPさんが解説してくれたので、紹介したいと思います。

 

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9割の人に知られていない!?人工乳房再建術は保険適用に

まだまだ認知度が低いこの「人工乳房再建術」

 

実は、厚生労働省は2013年6月に、乳がんの全摘手術後の乳房再建に使用する、人工乳房を保険適用とすることを承認しているんです。

 

2013年7月に、シリコンジェルのラウンド型人工乳房(インプラント)が、2014年1月に、自然な形のバストを再建できるしずく型人工乳房(アナトミカル型)が保険適用となっているんです。

 

知ってました?

 

夢子
人工乳房再建術は保険適用になっているんですよ。知ってました?

人工乳房再建術は公的健康保険の適用となり治療費は大幅軽減

これまで乳房を切除した後の人工乳房による再建は自費診療となり、人工乳房再建術は診療費や入院料などを含めて、自己負担額が約100万円と高額だったため諦めざるを得ない患者も多数いらしたと思います。

 

保険適用となると、自己負担額は3分の1程度になるため約30万円程度に、高額療養費制度も活用すればさらに軽減されることになります。

 

夢子
人工乳房再建術が保険適用になったということは、高額療養費制度も使えるということですよね。
FPさん
そうです。夢子さんのいうとおり、高額療養費制度も使うことで、より人工乳房再建術への取り組みがしやすいですよね。

 

高額療養費制度については、以下の記事を参考にしてみて下さいね↓↓↓

 

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 健康保険適用となる人工乳房再建術

この健康保険適用とある人工乳房再建術ですが、適用となる術式が決まっています。

 

その術式とは、自分のからだの一部を移植する「自家組織(皮弁法)による再建術」

 

そしてもうひとつは、インプラント(シリコン製人工乳房)を入れる、インプラントによる乳房再建術です。

 

夢子
人工乳房再建術ってどの手術でも対応になるわけではないの?
FPさん
そうなんです。厚生省から認められている人工乳房再建術でないと、保険の対象にならないんです。

 

自家組織(皮弁法)による再建のメリットとデメリット

自家組織(皮弁法)による再建とは、自分の体から一部の組織を切り取って、乳房に移植する方法です。

 

自分の組織の移植ということになるため、柔らかさや自然な暖かさを得られるというメリットがある反面、手術に時間がかかり、組織を切り取ったところに、大きな傷跡が残るという、デメリットがあります。

 

インプラントによる乳房再建のメリットとデメリット

自家組織(皮弁法)による再建に対して、インプラントによる乳房再建術の場合、手術の期間が短くできるため、体への負担が小さいというメリットがあります。

 

インプラントによる乳房再建のデメリットは、体への適合性の問題がある場合があるということです。

 

保険適用になっている人工乳房再建術はアラガン社製品のみ

保険適用になっている人工乳房再建術ですが、実は認められているメーカーが決められています。

 

厚生省が「保険適用」として認めているのが、アイルランドのアラガン社という会社のものだけだということです。

 

ところが、この「保険適用」と厚生省が認めていた、アラガン社の人工乳房について、アラガン社がリコールを行い、自主回収したというのです。

 

日本経済新聞 電子版

【ニューヨーク=西邨紘子】アイルランドの製薬大手アラガンは24日、一部の人工乳房製品について全販売地域で自主回収(リコー…

 

FDAによると、人工乳房が原因で悪性のリンパ腫(がん)を発症したと見られる患者が世界で573人確認され、そのうち481人がアラガン製品を使用していた。

FDAによると、表面がざらざらしたタイプの人工乳房の使用率は米国では5%程度。カナダやオーストラリア、フランスなどで使用率が高いという。日本でも6月、アラガン製の人工乳房によるリンパ腫の発症例が始めて確認され、厚生労働相が関連リスクについての説明を添付文書へ記載するよう指示していた。

 

夢子
アラガン社の製品しか人工乳房再建術として認められていなかったのに、それがリコールっていうのは、大変な問題よね。
FPさん
そうなんです。この件の重要性を認識した厚生省は、早々と代替品の認証を決めたんです。

 

厚生省は代替の人工乳房再建術認可商品を公表

このアラガン社のリコール問題を受け、厚生省は代替の人工乳房用インプラントを発表しました。

 

 

厚生労働省は、乳房再建術等の再開に関する医療現場と患者の要望を踏まえ、これまでの製品の代替となる品目の迅速な審査を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に依頼しました。審査の結果、代替となる品目の有効性・安全性等が確認されたため、本日付けで下記の医療機器を承認しましたのでお知らせします。

[販売名]   ナトレル 133 ティッシュ・エキスパンダー
ナトレル ブレスト・インプラント

[申請者]   アラガン・ジャパン株式会社

 

こちらの商品もアラガン社の商品ということになります。

 

ただ、こちらの人工乳房再建術の場合は、シリコンの表面がスムーズなため、先に承認されて商品のようなリコールの原因となった要因は、改善されているということのようです。

増加傾向にある人工乳房再建術

これまでの乳がんの手術では、乳房再建が必要な乳房切除術ではなく、患者の精神的負担を軽減するという意味も含め、乳房温存療法が選ばれることが多かったそうです。

 

それは、冒頭で説明しましたように、乳房を切除した後の人工乳房による再建は自費診療となり、自己負担額が約100万円と高額だったことも大きな理由です。

 

それが乳房再建術も公的健康保険が適用されることになり、術後の転移や再発リスクを少なくするために、乳房温存療法ではなく乳房切除術とその後の乳房再建術を行うケースが増えてきました。

 

乳がん罹患者全員に必要なわけではなかった乳房再建術でしたが、今後増え続け、民間保険のニーズも高まってくることが予想されますね。

 

 

夢子
民間の保険でも、人工乳房再建術の保険について、商品がいろいろと出てくるというわけね。
FPさん
そうなんです。健康保険の適用になったといことで、保険会社も、人工乳房再建術に対する対応商品を、いろいろと発表してきているということなんですね。

 

 

 

民間の医療保険でも支払われる乳房再建給付金

民間の生命保険会社でも、乳房再建給付金が支払われる保険商品が販売されています。

 

保険会社名 商品名 乳房再建給付金
アメリカンファミリー 新生きるためのがん保険レディースDays 50万円
東京海上日動あんしん生命 メディカルKit NEO女性プラン
(女性疾病保障特約)
100万円
第一生命 レディエールモア
※特約
20万円
楽天生命 医療保険楽天生命レディ 50万円または100万円
(女性疾病支援給付金の5倍)

 

各社の保険の対応する内容には、かなりばらつきがあるようですね。

 

人工乳房再建術についてのまとめ

乳房再建術は女性にとって「日常」を取り戻すための大切な手術。

 

乳房再建に期待することは、「罹患以前のような日常生活」と「自信」の回復なのです。

 

乳房を失った女性の多くが、女性らしいファッションができずに悩み、女性としての自信を失い、人とのコミュニケーションに不安を感じるようになっているそうです。

 

乳房を以前のように再建することで、乳がんの存在を忘れて、乳房摘出前と同じような前向きな気持ちを取り戻すことができるのであれば、人工乳房再建術もアリだと思います。

 

人工乳房再建術に対応する保険もあるということですので、最新の情報は、保険の無料相談などで、聞いてみることをおすすめします。

 

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