乳がんに備えるがん保険を徹底比較。乳がんの保険の選び方についてFPが解説。

乳がん保険の選び方についてFPさんに解説して頂きました。乳がん保険の選び方のポイントは、大きく四つのポイントがあるとのこと。乳がん保険の選び方の参考にしてくださいね。

乳がんに備えるがん保険選びに知っておきたい4つのポイント

乳がんに備えるためにがん保険を選ぶとき、知っておきたい基礎知識があります。

 

このページでは「乳がんに備えるがん保険を徹底比較。乳がんの保険の選び方」ということで、AFPのYASUDAが解説します。

乳がんは45歳から65歳がピーク

もちろん20代30代でも乳がんに罹患する場合はありますが、全患者の年齢からみると、45歳から急速に増加します。

 

 乳がんの入院日数は平均約4~10日と短い

乳がんは治療が長いと言いますが、実際の入院日数は比較的短め。退院後の通院治療が長期間に及びます。

 

乳がんは10.5%が上皮内新生物

がんは、悪性新生物と上皮内新生物に大別され、乳がんは約10.5%が上皮内新生物です。そのため、悪性新生物でしか給付金が支払われない保険には要注意。上皮内新生物でも給付金が支払われる保険が安心です。

 

乳がん治療の内容は個人によって様々

乳がんの治療は、その内容や期間、種類が人によって様々です。そのため、たくさんある保障内容の中で金額が足りない場合や、不要な場合もでてきます。また今後新たな治療内容が出てくる可能性もあります。

 

代表的な乳がん保険について比較

AIG富士生命 アクサダイレクト チューリッヒ生命 アメリカンファミリー
商品名 がん保険 がん保険 終身ガン治療保険 新生きるためのがん保険
がんベスト・ゴールドα プレミアム レディースDays
診断給付金 100万円 100万円 100万円 100万円
悪性新生物 2年ごと 1回限り 2年ごと 2年ごと
診断給付金 50万円 100万円 100万円 10万円
上皮内新生物 ※悪性新生物の50% 1回限り 2年ごと 2年ごと
入院給付金 × 1日1万円 × 1日5000円
通院給付金 × × × 1日5000円
手術治療給付金 × × × 1回につき10万円
14日間に1回
放射線治療給付金 × × 月額10万円 1回につき10万円
60日間に1回
抗がん剤治療給付金 × × 月額10万円 5万円
乳がんのホルモン療法は2.5万円
月ごと通算300万円まで
女性特定ケア給付金 × × × 1回につき20万円
乳房再建給付金 × × × 1回につき50万円
がん先進医療給付金 通算限度額2000万円 × 通算限度額2000万円 通算限度額2000万円
+1回限り15万円
保険料の払込免除 悪性新生物の診断で保険料払込免除 × 悪性新生物の診断で保険料払込免除 ×
保険料の払い込み 終身払い 終身払い 終身払い 終身払い
月額保険料 2690円 1800円 2982円 3923円
※40歳女性

 

シンプルなAIG富士生命のがん保険

AIG富士生命のがん保険の特徴は、主契約が診断一時金であること。保険契約は、主契約を締結し、主契約にオプションとして特約の保障内容を付加していきます。

 

入院給付金が主契約になっている商品が多い中、AIG富士生命は入院や手術がオプションのため、万一がんになったときのために診断一時金のみを契約することができるのです。

 

保険料最安値はアクサダイレクト

対面販売ではなく、インターネット専門のアクサダイレクトは、その販売方法を活かし、シンプルな商品内容で、保険料はとてもリーズナブルになっています。

 

入院給付金日額と診断給付金が連動しているため、診断給付金を100万円受け取るためには入院給付金日額を1万円に設定しなくてはなりません。

 

上皮内新生物でも悪性新生物と同額を受け取ることができますが、1保険期間あたり1度しか受け取ることができないため、再発リスクにはご用心!

 

必要十分なプランのチューリッヒ生命

チューリッヒ生命のがん保険は、放射線と抗がん剤の治療給付金が主契約です。

 

それぞれ月10万円と20万円のプランから選択できます。

 

健康保険の高額療養費制度を利用すれば、月々の医療費の自己負担額は約20万円程度と想定すると、長引く治療にも過不足なく充当できそうです。上皮内新生物でも悪性新生物と同額を受け取れるため安心。

 

充実のアフラック

がん保険で有名なアフラック。

 

女性用の医療保険はたくさんありますが、女性用のがん保険があるのはアフラックくらいではないでしょうか。この保険商品は、特に乳がんに必要な給付金が主契約に多く含まれています。

 

アフラックの診断給付金は1回限りですが、特約を付加することで2年に1回回数無制限で支払われるようになります。特約保険料は月660円。

 

今回は保険料が安くなるように入院・手術給付金の日額を5000円に抑えました。

 

ただ手術やホルモン治療は受け取りの制限があることや、乳房再建術は必ずしも全員が受けるわけではないことなど、充実している反面余分だと感じる場合もあるかもしれません。

 

乳がん保険の選び方まとめ

乳がん保険は診断一時金重視で選びたい

がん保険は罹患の可能性が高いため保険料は高くなってしまいます。

 

だからこそ、自分に適した必要最低限の保障内容を見極めて保険選びをしていきましょう。

 

たとえ今後新しい治療内容が出てきても、「診断一時金」だと対応できるため安心。

 

がんと診断されると一時金で受け取ることができる「診断一時金」の額ががん選びの重要なポイントです。

 

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