吸引分娩でも出る保険は?吸引分娩で給付金を請求するときの注意点は?

1.吸引分娩で保険が出る場合と出ない場合 Edit

1-1.吸引分娩は、基本的に保険適用の異常分娩 Edit

吸引分娩は、基本的に保険適用の異常分娩という症状になります。

吸引分娩は、分娩のときに、あかちゃんや母体に生命の危険が及ぶと判断された場合の、分娩の時間を短くするためにとられる処置です。

吸引分娩については、日本産婦人科医会でも「医学的適応のため吸引・鉗子娩出術を行った場合は、保険扱い」と定めています。

引用:平成14年9月16日放送 妊娠・分娩・産褥の保険診療と自費診療について 日本産婦人科医会常務理事 佐々木 繁

一方、医学的適応のため吸引・鉗子娩出術を行った場合は、保険扱いとなり、これに伴って行った会陰切開および縫合術、会陰裂創縫合術(筋層に及ぶもの)も保険診療として取り扱い、別に自費分として分娩介助料を徴収します。

http://www.jaog.or.jp/sep2012/JAPANESE/MEMBERS/TANPA/H14/020916.htm


基本的に保険適用とされる吸引分娩ですが、実は吸引分娩が「普通分娩の範囲内」とされる場合もあるそうです。

1-2.吸引分娩が普通分娩とされる場合 Edit

基本的には、「早急に出産をさせなければ、母体や赤ちゃんになんらかの危険がある緊急の対応」として行われる処置が、「吸引分娩」ということになりますが

これに対して、「もしかしたら、母体や赤ちゃんに危険があるかもしれない」という、「だから早く取り出してしまおう」という、予防的な処置の場合は

殆ど正常分娩に近い形で出産した場合とされて、普通分娩とされるということです。

これは、日本産婦人科でも「頭を悩ましている」問題のようで、結局は「現場の医師の判断にゆだねられる」ということが多いようです。

吸引分娩ででる保険_01
吸引分娩ででる保険_02
現場の医師に委ねられる場合が
多いそうです。


2.吸引分娩でも出る保険会社と出ない保険会社がある Edit

この吸引分娩ですが、保険会社によって保険金が出る場合と出ない場合があります。

例えばオリックス保険では、吸引分娩で保険金は出ると明記されています。

アフラックの保険でも吸引分娩で保険金は出ると明記されています。

ところが損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の場合、吸引分娩の場合は、保険金は出ないようです。

上の表で、「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命」の場合、給付倍率の欄が「-」になっています。

この「-」は給付金が出ないということです。

このように、吸引分娩で保険金が出るか出ないかは、取り扱いが違うようです。

吸引分娩で保険金が出るか出ないかについては、入院前に確認をしておいたほうが安心できます。


3.吸引分娩で保険が出るかどうか確認する方法 Edit

3-1.健康保険の適用であれば、保険は出る Edit

健康保険の適用になっていれば、保険会社から給付金は出ます。

健康保険の適用ということであれば、普通分娩でなく異常分娩ということになりますので、給付金は出るということになります。

吸引保険出る_01
吸引保険出る_02
吸引保険出る_03
保険適用に欄に記載があれば
給付金は出ます。

健康保険の欄に記述が無く、「保険適用外」の欄にのみ記述されている場合は、給付金は出ない可能性があります。

吸引分娩で保険金が出る2_01
吸引分娩で保険金が出る2_02
吸引分娩で保険金が出る2_03
保険適用外にしか記載がない場合
給付金は出ない可能性があります。

加入している保険会社へ領収書を見せれば、保険が出るかどうかは確認してくれます。

3-2.過去の吸引分娩の場合でも、保険を請求できる場合。 Edit

あまり知られていないかもしれませんが、保険金の請求は、過去3年間まで請求することができます。

保険見直し本舗より引用:保険金請求の時効は3年

生命保険の保険金請求の時効は、保険法により支払事由発生から3年と定められています。基本的には保険事故発生から3年が過ぎてしまうと、保険金請求権が消滅してしまうのです。また、被保険者が死亡したあとも保険料を支払っていた場合、保険料の返還を求めることができますが、この時効も保険法により3年と定められています。

https://www.hokepon.com/column/prescription.html

更に、実は3年以上経過していても、保険会社によっては対応してくれる場合がある可能性もあるようです。

オリックス生命より引用

支払事由が生じた日の翌日から3年以内であれば、ご請求できます。保険金・給付金の請求書類をお取寄せのうえご請ください。 万が一、3年を過ぎてしまった場合には保険金・給付金お問合せ窓口までご連絡ください。

https://faq.orixlife.co.jp/faq_detail.html?id=8400299

このように、過去にさかのぼって保険金を受け取ることができる可能性があるので、領収書を保険会社へ見てもらって、確認したほうがいいですね。


4.吸引分娩で保険を請求するときに必要な書類 Edit

保険会社によって多少違いがあるかもしれませんが、吸引分娩で保険を請求するために必要な書類は以下の4つを準備しておけば大丈夫でしょう。

保険会社へ「給付金の請求をしたい」と言えば、必要な書類は送られてきますので、それに従って提出すれば大丈夫です。

  • 保険金請求書
  • 医療機関等紹介用同意書
  • 診断書 または 診療明細書 または 領収書
  • 母子手帳のコピー

この中で「医療機関等紹介用同意書」というのは、保険会社が病院へ問い合わせをすることに対する同意書です。

この同意書は、保険会社が診断書等で事実関係が確認できない際に、病院へ確認をとるためのもので、必ずしも必要とされるわけではありません。

保険会社によっては、もっと書類が簡単な会社もあるようです。

請求に必要な書類-5
オリックス必要書類の例


5.吸引分娩で保険は幾ら出る? Edit

吸引分娩で保険はいくら出るかについては、加入している保険の内容によって異なります。

実際に吸引分娩を体験した方が、次のような体験を紹介していましたので、目安としてご覧ください。

節約生活さんから引用:保険金給付までの流れ

「手術見舞金の25,000円のみがもらえるのかな」と予想していましたが、【疾病入院給付金:30,000円(5,000円×6日)】【手術見舞金:25,000円】【女性疾病入院給付金:30,000円(5,000円×6日)】合計85,000円が入金されました。

https://setsuyaku-rich.com/birth-insurance/

この費用が妥当かどうかは判断できませんが、「吸引分娩ってどうせ請求しても出ないでしょ」と、吸引分娩で保険を貰うことを諦めていた方にとっては

例え、診断書を作成してもらう費用が掛かるとしても、かなり嬉しい給付金だと思えますね。

給付金は出ないものだと諦めていた方は、領収書を保険会社に送って、確認することをおすすめします。結構な給付額ですからね。


吸引分娩でも出る保険のまとめ Edit

吸引分娩は、「保険適用」になっていれば、保険は出る場合が多い。

上で紹介してきたように、吸引分娩で保険の適用になっていれば、保険金が出る可能性が高いです。

まずは領収書を確認して、健康保険の適用になっているかどうか確認してみましょう。

保険適用になっていれば、保険の担当者に、その状況を伝えましょう。以外に沢山のお金が給付される場合がありますよ。

意外に多くの給付金がある_01
意外に多くの給付金がある_02
意外に多くの給付金がある_03
意外に多くの給付金がある場合があります。

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